遺産相続

相続は誰にでも発生する身近な問題です。

あなたの両親や配偶者など身近な存在がお亡くなりになった場合に必ず発生する問題、それが相続です。

相続問題を経験しない方はいないといっても過言ではないでしょう。

しかし、その問題の解決には非常に大きなエネルギーと時間が必要なことが多々あります。

特に、相続に関して問題となるのは、以下のような点です。

  • 夫が死去したために相続が開始したが、夫には前妻との間に子供がいるため、その子供も相続人となるという「相続人確定の問題」
  • 父(母)が死去したため相続が開始したが、生前に聞いていた財産を長男が使い込んでいた、もしくは死後に長女が勝手に預金を引き出して使い込んだなどの「相続財産の問題」
  • 父(母)が死去したため相続が開始したが、次男は両親から多額の生活費の援助を受けていたはずなのにそれを認めない、もしくは次女が両親の介護などを行ってきたのに他の兄弟姉妹が評価しないなどの「特別受益・寄与分に関する問題」
  • 遺産分割をする割合については話し合いができたが、誰がどの遺産を相続するのかについてもめるという「遺産分割の実行の問題」
  • 相続人の1人が全ての遺産を相続する旨の遺言書が残されていたなどによる「遺留分の問題」

これらの問題については、法律にきちんと規定されていますが、それでも早期に解決することは困難です。

それは、各相続人にはそれぞれ被相続人に対する「思い」や「感情」があるだけでなく、他の相続人に対する「感情」があり、その感情がぶつかり合うことから、相続問題の解決とはかけ離れた「きょうだい喧嘩」や「罵り合い」の様相を呈してしまうからです。

また、相続は誰にでも訪れる身近な問題なのですが、一般の方々には非常に誤解の多い分野でもあります。

例えば、長男であるという理由だけで相続分が多くなるという誤解や、本来は相続財産に含まれない生命保険金まで遺産分割の対象に含めようとするケースなどがよく見られます。

このような身近でありながら感情的なもつれや法律上の誤解などにより解決が困難となりがちな相続問題を解決するためには、法律の専門家である弁護士に相談していただくことが何よりも大事なのです。

弁護士に依頼することのメリット

相続に関する法律の規定などの専門的知識を持っています。

いうまでもないことですが、弁護士は法律の専門家です。

したがって、相続に関する法律上の規定についての十分な知識を持ち合わせています。

また、相続に関しては非常に多くの判例が存在します。

このような判例の知識を踏まえて解決しなければ、後で「損をした」ということにもなりかねません。

弁護士に依頼していただければ、法律上の規定や判例などを踏まえた適切な解決を図ることができます。

依頼者の感情的な主張を法律的に解釈・主張できます。

相続問題に関しては、相続人間の感情的なもつれが原因となって、紛争が複雑化・深刻化することが少なくありません。

しかし、弁護士としての専門的な視点からは、相続人による感情的な主張であったとしても、それを法律的に解釈すれば意味のあるものとただの感情論とを分けることができます。

この区別をすることにより、紛争の争点を明確にし、その点について集中的に検討することにより、紛争解決の道筋を示すことができます。

複雑な手続や困難な交渉を弁護士にすべて任せることができます。

相続問題を解決するためには、遺言書の有無の確認、相続人の確定、相続財産の把握などが必要になるほか、相続人の中に特別受益や寄与分が認められる場合の具体的相続分の確定の問題、遺産を実際に分ける場合の方法に関する協議など、非常に複雑なものとなっています。

このような相続問題をすべて1人で解決しようとすることには、甚大な時間や労力を要します。

また、相続の相手となるのは家族・親族といった身近な存在です。

法律問題やトラブルについては、一般の方々にとっては馴染みのない出来事です。

その解決のために思い悩み、いろいろと調べたり、主張したりすることによる精神的ストレスを感じることも少なくないでしょう。

その紛争の相手が家族・親族というだけで、その精神的ストレスは倍増するといっても過言ではありません。

この点、弁護士に依頼していただければ、家族・親族との交渉や、遺産分割調停・遺留分減殺請求訴訟などといった法的手続をすべて任せていただくことができます。

そのことで、無駄な時間や労力を費やすことがなくなり、精神的ストレスからも解放されることができます。

納得のできる解決を図ることができます。

弁護士は依頼者の利益を守るために活動します。

しかし、その利益とは「単に相続する財産を増やすこと」ではありません。

相続問題で相手となるのは、身近な家族・親族であり、今後も引き続き関わりを持っていく方々です。

相続したい財産を増やそうとするあまり、相続問題が解決した後にかえって家族・親族関係が悪化してしまうのは、決してよい解決とはいえません。

相続問題を解決することにより、家族・親族間の「争続」問題も解決することが、あるべき紛争解決の姿であると考えています。

弁護士に依頼していただければ、このような視点からも相続問題の解決を図ることができます。

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