弁護士の選び方

みなさんは、ラーメンは好きですか?

みなさんも日頃からラーメンを食べることはあると思います。

私ももちろんあります。

しかし、「ラーメン」と一括りにしていっても、その種類は様々です。

例えば、ベースとなるスープには豚骨ベースや鶏ガラベースなどのほか、魚介類をベースにしたものや、最近では牛骨をベースにしたものまであります。

中には2~3種類をブレンドしたものまであります。

また、味についても、福岡では一般的な豚骨、醤油、味噌、塩などがあり、また「こってり」「あっさり」などの違いもあります。

麺にしても、細麺、太麺、ちじれ麺など様々です。

そして、ラーメン店の店主はいずれも自分の作り上げた味が最も美味しいと確信していることでしょう。

でも、お客さんの側からすると、その好みは分かれます。

全国的に展開しているラーメン店が好きな方もいれば地元に密着したこじんまりとしたラーメン店が好きな方もいるでしょう。

福岡の方がみんな豚骨ラーメンが好きなわけではなく、醤油ラーメンや味噌ラーメンが好きな方も当然いらっしゃいます。

豚骨ラーメンが好きな方でも「こってり」したほうが好きな方もいれば「あっさり」したほうが好きな方もいます。

そして、何よりみなさんにとって行きつけの店が結局のところ一番落ち着くことでしょう。

このように、みなさんが日頃から食べているであろうラーメンでもそれぞれ好みは異なります。

私も福岡で行列ができることで有名なラーメン店に並んで食べてみたことがあるのですが、正直いって私の好みの味ではなく、「なんでこのラーメンを並んでまで食べているんだろう」と思ったことがあります。

実は、みなさんが弁護士を選ぶ際に何を重視するべきかと共通点があります。

それは、結局のところ「好み」「相性」の問題だということです。

みなさんがこのブログを読んでいただいているということは、弁護士をインターネットで探していらっしゃるのだろうと思います。

インターネットで検索していろいろな法律事務所や弁護士のホームページを見るにつけ、「結局どの弁護士にしたらいいのかわからない」と悩まれているのではないかと思います。

そして、「〇〇専門」「経験豊富」「実績多数」「●●に強い」などという文言を目にすると、「この弁護士がいいかな?」と思われると思います。

しかし、ほとんどのホームページではこれらの文言が記載されていますので、違いはわかりません。

中には(少なくとも私から見て)「これは本当か?」と疑わしいものまであります。

また、できるだけ費用がかからない弁護士を選びたいと思う方もいらっしゃると思います。

確かに弁護士に対して支払う金額は大きくなりがちですので、少しでも金額を抑えたいと考えること自体はわかります。

しかし、私としては、金額面を重視して弁護士を選ぶことはお勧めできません。

弁護士に処理を依頼する事件は、今後の人生を左右するほどの重大な問題のはずです。

その事件処理を安く抑えようというのは、自分自身の今後の人生を低く見積もっているように思えてならないのです。

私の思う「良い弁護士」とは、結局のところ、

「みなさんの話をよく聞くか」

「みなさんからの疑問や質問に丁寧に説明してくれるか」

などの、コミュニケーションが十分にとれるかに尽きると思います。

しかも、それはみなさんの話をうかがっているときの弁護士の姿勢や態度、説明する際の口調や声質などの、弁護士の個性に対するみなさんの印象で左右されます。

どんなに高名で経験豊富な弁護士であったとしても、「自信たっぷりで信用できそう」という印象を持たれる方もいらっしゃれば、「偉そう」「傲慢だ」などという印象を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

逆に腰の低そうな弁護士に対しても「頼りない」という印象を持たれる方もいらっしゃれば「話がしやすい」という印象を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

それはある意味でみなさんの直感によるものなのですが、人と人の関係である以上、「合う、合わない」は当然存在するのです。

「なんとなく相性が合わないような気がするけど、この弁護士は経験豊富だという触れ込みだから大丈夫だろう」と思い依頼してしまうと、その後に「やっぱり違う」「頼まなければ良かった」と後悔してしまうことになりかねません。

他人の評価が高いからといってみなさんにとっても良い弁護士とは限りません。

それよりもみなさんの直感を信じたほうがよいと思います。

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