ひき逃げ・無保険の場合の被害者救済-政府保障事業について

ひき逃げ

交通事故の被害に遭った場合、被害者は加害者が加入している任意保険会社から損害の補償を受けることになります。

また、強制保険としての自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)からも保険金を受領することができます。

しかし、例えば、交通事故の加害者がひき逃げをしてそのまま行方知れずとなってしまった場合、加害者が誰であるのか、任意保険に加入しているのか、どの任意保険会社に加入しているのかを知ることができないため、任意保険会社からはおろか、自賠責保険に対しても請求することができません。

また加害者が自賠責保険に加入していないいわゆる「無保険」の場合には、自賠責保険から補償を受けることができません。 “ひき逃げ・無保険の場合の被害者救済-政府保障事業について” の続きを読む

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任意保険会社からの示談金の提示額が低い本当の理由

交通事故弁護士福岡

交通事故の被害者が最も納得のいかないこととして相談されるのは、「加害者側の任意保険会社から提示された示談金の金額が低すぎて納得できない。」というものです。

いろいろな弁護士や交通事故関連のホームページをご覧になっていると思いますが、そこでは、交通事故における損害額の算定については3つの基準(自賠責基準・任意保険基準・裁判基準)が存在していることや、任意保険会社が裁判基準よりも低い任意保険基準に従って損害額を算定していること、弁護士に委任して裁判基準での損害額を算定すれば金額が上がることなどが紹介されていると思います。

しかし、「なぜ任意保険会社は示談金の提示をする際に裁判基準での算定をしないのか」について説明しているものは少ないようです。

そこで、今回は任意保険会社からの示談金の提示額が低い理由について、解説してみたいと思います。 “任意保険会社からの示談金の提示額が低い本当の理由” の続きを読む

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民法の法定利率の引き下げは得か?損か?

法律

この投稿は平成29年4月13日に修正しました。

今国会における民法の改正により、法定利率が現在の年5%から年3%に引き下げられようとしています。

どういうことかというと、例えばあなたが他人に100万円を貸したとします。

その際、利息は民法所定の利率によるとした場合、1年後には105万円になるということになります。

もっとも、これが年3%とすると、1年後には103万円にしかならないということになります。 “民法の法定利率の引き下げは得か?損か?” の続きを読む

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18才未満の子供が交通事故に遭った場合の損害賠償請求

集団登校中の小学生の列に車が突っ込み、小学生が死傷するというニュースが報道されることがあります。

子供がいる親御さんにとってみれば、子供には交通事故の被害に遭わせたくない、遭ってほしくないと願っていることでしょう。

しかし、交通事故は日常的に発生しており、いつ誰がその被害に遭ってもおかしくありません。

また、子供を同乗させているときに交通事故に遭ってしまい、子供が巻き込まれてしまうというケースもあります。

そこで、今回は、18才未満の子供が交通事故の被害者に遭ってしまった場合の損害賠償請求についてまとめてみたいと思います。

損害額の算定については裁判基準による場合を想定しています。

最後まで読んでいただければと思います。 “18才未満の子供が交通事故に遭った場合の損害賠償請求” の続きを読む

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交通事故の損害にはどのようなものが含まれるか

交通事故弁護士福岡

交通事故は、大別すると、人の生命・身体に損害を与える「人身事故」と、財産に損失を与える「物損事故」とに分けることができます。

このうち、人身事故の場合には、その損害について「財産的損害」と「精神的損害」に区別されると考えるのが一般的です。

この財産的損害は、さらに「積極損害」と「消極損害」に区別されます。 “交通事故の損害にはどのようなものが含まれるか” の続きを読む

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交通事故による後遺障害とは何か

交通事故弁護士福岡

交通事故における「後遺障害」とは「傷害が治ったとき身体に存する障害をいう」とされています(自動車損害賠償保障法施行令2条1項2号柱書)。

つまり、後遺障害とは、交通事故によって受傷した場合に、その傷害自体は治癒されてもなお身体に障害が残ってしまっている状態のことをいいます。

この後遺障害には部位や程度など非常にさまざまなものがあります。

後遺障害は、基本的には完全に元通りの状態に戻るということが難しく、被害者は、長期間、場合によっては生涯その後遺障害を負っていかなければならないという非常に大きな負担を課されます。

それだけに、後遺障害が認められる場合には、その損害額も大きなものになります。 “交通事故による後遺障害とは何か” の続きを読む

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眼の後遺障害にはどのようなものがあるか

交通事故弁護士福岡

眼の後遺障害は、眼球の後遺障害と、まぶたの後遺障害に分かれます。

眼球の後遺障害はさらに視力障害・調節機能障害・運動障害・視野障害に分かれます。

また、まぶたの後遺障害はさらに欠損障害、運動障害に分かれます。 “眼の後遺障害にはどのようなものがあるか” の続きを読む

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耳の後遺障害にはどのようなものがあるか

交通事故弁護士福岡

耳の後遺障害は、内耳等の障害としての聴力障害と、耳殻の障害としての欠損障害があります。

なお、内耳損傷による眩暈等の平衡機能障害については、内耳神経の障害以外にも中枢神経系の障害により症状が現れる場合も多いため、「神経系統の機能障害」として認定します。 “耳の後遺障害にはどのようなものがあるか” の続きを読む

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鼻の後遺障害にはどのようなものがあるか

交通事故弁護士福岡

鼻の後遺障害

欠損障害と機能障害があります。

等級 後遺障害の内容 労働能力
喪失率
後遺障害慰謝料
(自賠責保険)
後遺障害慰謝料
(裁判基準)
第9級5号 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの 35% 245万円 690万円

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上肢(うで)の後遺障害にはどのようなものがあるか

交通事故弁護士福岡

上肢の後遺障害には「神経症状を残すもの」、「欠損傷害」、「機能障害」、「変形傷害」、「醜状障害」があり、それぞれ程度に応じて認定されます。 “上肢(うで)の後遺障害にはどのようなものがあるか” の続きを読む

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