私が弁護士になるまで②

私のホームページ上のプロフィールは次のとおりになっています。

平成3年 福岡県立東筑高等学校卒業

平成9年 大阪大学法学部卒業

別に大学が好きで6年間通ったわけではありません。

単位もきちんと取得して、4年で卒業しました。

では、なぜ高校卒業から大学卒業まで6年かかっているのか。

その答えは簡単です。

2年間浪人したからです。

そう、私は大学受験に2度失敗した「二浪」なのです。

高校時代は野球に明け暮れる毎日でした。

勉強はほとんどやっていなかったといっても過言ではありません。

高校3年時の大学受験では地元の国立大学のみを受験し、不合格。

まるで既定路線であるかのように浪人生活を送ることになりました。

高校3年夏の予選が終わるまで、私の人生の目標は「甲子園出場」でした。

その目標がなくなり、新たな目標を見出すこともなく、単に机に座って教科書を読んだところで、頭には入ってきませんでした。

そのような状態で突入した浪人生活ではありましたが、予備校に通って勉強し、少しずつではあるものの成績も上がってきたため、「今年は大丈夫だろう」と思っていました。

ただ、大学に進学したところで、その先のことは何も考えていませんでした。

今にして思えば、小学校入学から高校卒業まで、そのほとんどの時間を野球に費やし、甲子園を目指していた充実した毎日から、何の目標もない生活を送ることの虚しさを感じていたのかもしれません。

そうして臨んだ大学受験、「まぁ、大丈夫だろう」と思っていたのが、まさかの不合格。

私は浪人生活2年目を送ることになったのです。

そのときの絶望感と将来に対する不安から、現実逃避をしたいという気持ちがあったのでしょう。

普段は読んだこともない小説でも読んでみるかと思い、一冊の本を手にしました。

それは「赤かぶ検事奮戦記シリーズ」でした。

私が小学生だったころ、父と一緒にテレビを見ていたのですが、その時に見ていたドラマがフランキー堺さん主演の「赤かぶ検事奮戦記」でした。

父と2人で楽しんで見ていたのを思い出し、本屋で偶然目にしたその原作本を買って読んでみたのです。

すると、その本に出てくる裁判での丁々発止のやりとりが大変面白く、時間がたつのを忘れるほど没頭していました。

1冊を読み終わったところでもう1冊買おうと思い、本屋で選んでいたところ、同じ作者の別の本が目に入りました。

それは「民法おもしろ事典」でした。

この本が実におもしろく、身近な問題を例にしていることもあって、のめりこんでいきました。

この本を読んで思ったのです。

「法律って、おもしろい!!」

そして、さらに思ったのです。

「法律といえば弁護士。よし、弁護士になろう!!」

このような単純な発想が弁護士を目指すきっかけとなりました。

そして、ここから私の新たな人生が始まります。

Pocket
LINEで送る

コメントを投稿

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください